世界No.1ポリグロットになる ③

前回ポリグロットへの道筋として、主に資格試験について書いた。

 

ただ、各言語の習得目的はそれぞれである。

 

まず英語については、膨大な情報へのアクセスという目的がある。”インターネット上の情報の8割が英語で書かれている”といった内容の話を聞いたことがある。

また、学問としては、英語を通して文化人類学と児童文学に触れたい。イギリスは文化人類学研究の先駆けであり中心地である。またアメリカは大学の豊富な資金力と、世界中から集まる俊英の力で文化人類学をリードしている。また、児童文学について多少知識があるひとならば、イギリスが児童文学において、もっとも豊かな国の1つであることに異論はなかろう。

人類学と児童文学に加えて科学に関する情報についても英語の圧勝である。

 

次に中国語に関して述べる。中国語を通して、老荘思想・中国拳法・中医学・漢字そのもの等について学ぶ。またもし中国語を話せれば、世界中で華僑から情報を入手できるし、ワーキングホリデーでも中国人の観光客を相手にできるため重宝されるであろう。

 

次にロシアについて。ロシア語を通して、ロシア文学・ロシアの格闘技システマ・世界史などを学ぶ。なぜ世界史をロシア語せ学ぶのか。それはロシアが西洋とは異なった視点で世界を見ているからである。ロシアは国家としての成立の仕方や、宗教や言語の仕組み、またソ連時代の共産主義など、独自の歴史を歩いている。また、ソ連が崩壊したとはいえ、日本のように占領されていないため、ロシア人の価値観が色濃く反映された歴史観を持っているだろう。ロシアから世界史を眺めたらさぞ面白いことであろう。

ロシアにおいて何よりも興味があるのは、ロシア人である。むやみに笑わず、人生を厳しいものと捉え、友情にあつく、熱情的で、夢想家であり現実家であるロシア人。これらは人から伝え聞いた、ロシア人のステレオタイプである。肌でロシア人を体感してみたい。

 

そのほかの言語を通して何をするかについてはまたおいおい書く。とりあえず今は英語・中国語・ロシア語だ!!